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乗用モアー黎明期の1992年以前の1980年代後半から【前方作業機モデル】のモアーを生産していた東北は岩手花巻の老舗メーカー。
雪国である為、除雪機の生産も得意である。
1995年に腹下HSTタイプのカールルイス氏も真っ青な【カール君】なるマシンを世に出して一斉を風靡した。
その理由はなんと言っても業界初の【油圧無段変速-HST】搭載だったという事。
これにはワドーとの繋がりが深いエンジンサプライヤーであり芝刈機にも精通している【ホンダ】のジョイントが大きい。
実はＨＳＴ初搭載を争った【サンケー】というメーカーがあった（新潟上越2004まで存在）
2000年前後に勃発し2005年初頭までの長きに渡って争われた【モアー戦役】の影響でサンケーは倒産。
ワドーに関しても【腹下モデル】の撤退という憂き目を見るが、エンジンサプライヤーのホンダの助力と除雪機という別の収入があったお陰で
腹下モデルは撤退したものの、フロントモアーに関しては建機レベルの操作性やフォークリフトのような4WDリア旋回を要するなどの完成度の高い機械を
現在も生産し続けている。実は現在も虎視眈々とモアワンに出場出来る様な新しいモデルの開発に余念はない。

車体名：ロータリーモアー
基本色：レッド
エンジン：ホンダ
フラッグシップモデル：BM21S（4WD）
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